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新・立命館大学戦史研究所

立命館大学の登録団体である立命館大学戦史研究所の公式ブログ。戦史研の活動再開とともに復活!

 

今日の辞世の句 

Eadem mutata resurgo

わたしは変化しても同じ姿で現われる

ヤコブ・ベルヌーイの墓碑銘。ヤコブ・ベルヌーイはヤコブ、ジャック、あるいはジェームス・ベルヌーイとしても知られるスイスの数学者・科学者。ヨハン・ベルヌーイの兄である。スイスのバーゼルの生まれ。ヤコブ・ベルヌーイは、1676年に英国に旅した折にロバート・ボイルとロバート・フックに会い、その後、科学と数学の研究に一生を捧げることになった。1682年からはバーゼル大学で教鞭をとり、1687年には同大学の数学の教授に就任する。彼は、ゴットフリード・ウィルヘルム・ライプニッツと交流をもちライプニッツから微積分を学び、弟のヨハンとも共同研究を行う。 彼の初期の業績である超越曲線(1696)とisoperimetry (1700, 1701)はこの共同作業がもたらした成果である。Ars Conjectandi, Opus Posthumum (推測法、1713)は、彼の確率論の偉大な貢献である。ベルヌーイ試行とベルヌーイ数はこの著作から、彼の功績を記念して名づけられた。

ベルヌーイの墓の下の方に、螺旋図と共にこの言葉が書かれています。この言葉はベルヌーイが生前に言っいたものだそうです。彼は等角螺旋の「拡大しても変わらない」などの性質に魅了され、ラテン語で Spira mirabilis (驚異の螺旋)と呼んでいました。自然界にはオウムガイの殻や台風の渦など等角螺旋のものがたくさんありますが、対数螺旋の伸開線および縮閉線を、自分自身と一致させて考えていたので、この言葉を墓石に彫ってもらったのでしょう。変化しても私は私のまま生まれ変われるという想いを、墓碑銘の言葉に込めていたのだと思います。ただ、おかしなことに彼の墓には、等角螺旋ではなく誤ってアルキメデスの螺旋が彫られてしまっています。
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Category: 畠山首席参謀主筆! 立戦研連載企画 《今日の辞世の句》

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