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新・立命館大学戦史研究所

立命館大学の登録団体である立命館大学戦史研究所の公式ブログ。戦史研の活動再開とともに復活!

 

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今日の辞世の句 

国の為め積る思ひも天津日に 融て嬉しき今朝の淡雪

斎藤監物の辞世の句。斎藤監物(文政5(1822)~ 万延1.3.8 (1860.3.29))は、桜田門外の変で死亡した水戸藩尊攘派。諱は一徳、号は文里、変名は佐々木馬之助。父は斎藤文静。代々常陸国那珂郡静村(茨城県瓜連町)静神社の神職、静長官を襲う。藤田東湖に学ぶ。藩主徳川斉昭が設置した弘道館内の鹿島神社の神官となる。弘化1(1844)年、斉昭の隠居謹慎時、領内の神職を糾合して処罰解除運動に参加、隠居居村慎。嘉永2(1849)年11月処分解除。安政5(1858)年、戊午の密勅の遵奉と安政の大獄の阻止を求めて活動、6年5月神職61人を率いて出府、連署建議した。他方、他藩との連携、テロを企図し桜田門外の変に参加、負傷し死亡。

斎藤監物は日本神道史上、まれにみる過激派の神官です。普通神職についている人物は、テロのような物騒なことを起こさないものですが、斎藤監物は桜田門外の変に水戸藩を脱藩して参加しました。彼は重傷を負い、老中・脇坂邸に自首し、斬奸状を幕府に提出しましたが、傷が深く5日後に死亡しました。上記の辞世の句は、思いを遂げたことの嬉しさを、雪が溶けたことに例えて詠んだもので、この歌は『殉難前草』という幕末の尊皇派の辞世などが収められている本に掲載されています。安政の大獄で幕府が水戸藩に圧力をかけたことの恨みとは言え、国政のトップにいる大老を問答無用で暗殺するのは、いくらなんでもやりすぎでしょう。

『殉難前草』本文
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/993565
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Category: 畠山首席参謀主筆! 立戦研連載企画 《今日の辞世の句》

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