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新・立命館大学戦史研究所

立命館大学の登録団体である立命館大学戦史研究所の公式ブログ。戦史研の活動再開とともに復活!

 

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今日の辞世の句 

仮初めの雲隠れとは思へ共 惜しむ習ひそ在明の月

死は仮初めだと思ったとしても、惜しむ習慣だな有明の月

大嶋照屋の辞世の句。大嶋照屋(生年不詳~1565)は戦国時代の武将。松浦家臣。官途は筑前守。「飯盛山城の戦い」で、兵500余りの部隊の内鉄砲隊100余りを率い参陣した。弟加藤澄月と共に相神浦松浦家攻めで活躍した。有馬家臣の大村純忠、西郷純隆らが龍造寺家に属して、潮見城に侵攻した。後藤貴明も離反し、潮見城を攻撃、後藤純隆は松浦隆信を頼り落延びた。その際大島輝家が指揮を取り城兵約1,500余りを退去させた。1566年、「半坂、中里の戦い」で討死した。

大嶋照屋は、はっきり言って武将としては無名に近い人です。上記の辞世の句の出典は続英雄百人一首です。『続英雄百人一首』は嘉永2年(1849年)に緑亭川柳の撰で刊行されました。英雄百人一首の続編で、平安から安土桃山時代までの武将・大名の和歌を採録しています。 有明の月とは陰暦16日以後、夜が明けかけても、空に残っている月のことで、「弓張月」と同じに弦月です。この歌では末句に「有明月」と詠むことで、「弓張月」を連想させ武士である自身の境遇を詠み込んでいます。生や死を仮初めだとする考えは、仏教によるものであり、無常を感じさせる歌となっており、歌としては彼の死を覚悟した想いが伝わってくるなかなか上手い出来だと言えるでしょう。
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Category: 畠山首席参謀主筆! 立戦研連載企画 《今日の辞世の句》

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