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新・立命館大学戦史研究所

立命館大学の登録団体である立命館大学戦史研究所の公式ブログ。戦史研の活動再開とともに復活!

 

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今日の辞世の句 

Gentlemen, I bid you farewell…

紳士の皆さん。私は皆さんにお別れを告げます……

ウォレス・ハートリーの最期の言葉。ウォレス・ハートリー(1878年6月2日 - 1912年4月15日)はイギリスのヴァイオリニストである。彼はタイタニックの処女航海でバンドマスターを務め、彼が率いるバンドのメンバーたちと一緒に、氷山に衝突して沈没する船と運命を共にしたことで名を知られている。ハートリーは、ランカシャー州で生まれ、後にウェスト・ヨークシャー州のデュースベリーに引っ越した。学校でヴァイオリンを学んだハートリーは、1909年にキュナード・ラインで職を得て、主に「モーリタニア」にて働いた。1912年に、ハートリーはキュナード・ラインやホワイト・スター・ラインの客船に音楽家を派遣していた代理店の「C.W. & F.N. Black,」で働くことになった。その年の4月、ハートリーはホワイト・スター・ラインの新造船「タイタニック」のバンドマスターの仕事を割り当てられた。ハートリーは最初のうち、最近プロポーズしたばかりだった婚約者のマリア・ロビンソンを残していくことを躊躇したが、タイタニックが与えてくれるはずの将来の仕事への可能性を広げようと、この仕事への参加を承諾したハートリーのバンドは、彼を含めて8人で構成されていた。事故の前までは、バンドは船内の2つの場所に分かれて演奏していた。ハートリーはクインテットのリーダーとなって、ティータイムやディナー後のコンサート、そして日曜礼拝のときに演奏した。ロジャー・ブリコックス、ジョージ・クリンズ、セオドア・ブレイリーの3人は、トリオを組んでレストランやカフェで演奏していた。タイタニックが氷山に衝突して沈み始めた後、ハートリーと彼のバンドは、乗客たちが落ち着いて救命艇に誘導されるようにと、ラグタイムの曲目を演奏した。多数の生存者の証言によると、彼らは最後の最後まで演奏を続けていたという。ハートリーもバンドのメンバーも生き残ることはできなかったが、彼らのこの話は有名になった。最期に彼らが演奏した曲は不明であるが、『主よ御許に近づかん』(Nearer, my God, to Thee)だったと一般に思われている。但し、ウォルター・ロードは彼の著書『タイタニック号の最期』で、タイタニックの無線技師だったハロルド・ブライドが、そのとき『秋』という曲を聞いたという記録を明らかにしている。ハートリーの遺体は、事故の約2週間後にマッケイ・ベネットによって引き上げられ、身元が確認された。彼の遺体はホワイト・スター・ラインの汽船「アラビック」(Arabic)でイギリスに運ばれた。葬儀には1000人が出席し、40000人の人々が彼の葬列を見送ったという。彼は故郷に葬られ、モニュメントの土台にはヴァイオリンが彫刻された。

ウォレス・ハートリーはタイタニック号の処女航海で、バンドマスターを務め、船と運命を共にしたことで有名な人です。彼を知っている人がいるとしたら、それは恐らく1997年に大ヒットした映画『タイタニック』を見たのでしょう。この映画は全米で6億ドル、日本で興収記録262億円、全世界で18億3500万ドルと、『アバター』に抜かれるまで映画史上最高の世界興行収入を記録し、ギネスブックに登録されていました。この映画はストーリーや撮影技術、俳優の演技がが非常に優れており、1998年のアカデミー賞において、作品賞、監督賞、撮影賞、主題歌賞、音楽賞、衣裳デザイン賞、視覚効果賞、音響効果賞、音響賞、編集賞の11部門で受賞しました。ハートリーはこの映画に登場しており、史実の通りタイタニック沈没時メンバーと共に乗客のパニックを抑えるために仲間と共に演奏を行いました。作中では、船の沈没が加速化する中で最期に賛美歌の『主よ御許に近づかん』を演奏しています。沈みゆく船の中で最後まで演奏を続けた彼らの行為は、当時の新聞でも絶賛され、彼らの名は悲劇の中の英雄として記憶されることとなりました。
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Category: 畠山首席参謀主筆! 立戦研連載企画 《今日の辞世の句》

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