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新・立命館大学戦史研究所

立命館大学の登録団体である立命館大学戦史研究所の公式ブログ。戦史研の活動再開とともに復活!

 

今日の辞世の句 

ゆく先は冥土の鬼と一と勝負

山国兵部の辞世の句。山国兵部(やまぐにひょうぶ)(1793-1865)江戸時代後期の武士。寛政5年生まれ。田丸稲之衛門の兄。常陸水戸藩士。藩の軍制を改革し、幕府に海防策を建言する。元治元年天狗党の挙兵に途中から合流、武田耕雲斎らと京都へむかうが、敦賀で降伏、2年2月4日処刑された。73歳。名は共昌。号は止戈堂。通称は別に喜八郎。

水戸藩目付役であった山国兵部は、弟の田丸が天狗党の乱の主将に担がれていることを知り、藩主徳川慶篤の命を受けて説得に赴くも、逆に諭されて一派に加わるという、ミイラ取りがミイラになったような人です。御年73歳にて過激派の反乱に加わる情熱には頭が下がりますが、天狗党の乱は計画が杜撰であっけなく失敗しただけに、もう少し知恵を絞って行動しても良かったのではないかと思われます。さて、句の方ですが、これはかなり良い句であると言えるでしょう。実に武士らしい剛毅な詠みぶりと、自ら地獄行きを覚悟している所にも好感が持てます。まずい事をしたかなという彼なりの反省と、まだまだ戦おうという闘志とが、この句に込められているのかもしれません。
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Category: 畠山首席参謀主筆! 立戦研連載企画 《今日の辞世の句》

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