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新・立命館大学戦史研究所

立命館大学の登録団体である立命館大学戦史研究所の公式ブログ。戦史研の活動再開とともに復活!

 

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今日の辞世の句 

詩も歌も達者な内に読んでおけ 迚(とて)も辞世は出来ぬ死にぎは

窓村竹の辞世の句。窓村竹(まどの-むらたけ 1743-1825)は、江戸時代中期-後期の狂歌師。寛保3年生まれ。江戸青山の青物商。菅江側の判者。奇行がおおかった。文政7年11月22日死去。82歳。本名は多田敏包。通称は千次郎。別号に青峨堂。編著に「狂歌三十六歌仙」など。

この辞世の歌は真理だと思います。辞世の句について調べていると分かることですが、世に有名人の辞世の句として出回っている歌や句の多くは、本人の真作か疑わしいものが多くあります。また、人間はこれから死ぬという時に、冷静に歌を詠んだりするのは極めて難しいものです。昔の人にとって和歌や漢詩の教養は、単なる娯楽以上のもであり、恐らくは事前にどのような辞世を残すか考えていた人も多かったかと思いますが、それでもいざという時にはなかなか思うようにはいかないものです。ソクラテスはプラトン著の『パイドン』の中で、「哲学者は死を恐れない。死とは魂と肉体との分離であり、哲学者は魂そのものになること、すなわち死ぬことの練習をしているものだから。」と述べていますが、昔の日本人にとっては、詩歌がギリシア人の哲学の代わりをしていたのでしょう。上記の歌も、若い頃からの教養と死の覚悟を説いているのだと読めば、ソクラテスの教えに通じる部分を見出すことができます。
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Category: 畠山首席参謀主筆! 立戦研連載企画 《今日の辞世の句》

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